BAGずらいふ

神奈川県相模原市のアマチュア吹奏楽団『BAG Wind Ensemble』のブログです。

【8/21(日)】合奏練習レビュー

 本ブログもめでたく開始しましたが、本日はダブルリードパート担当の『S』からお送りします。

 世にも操作人口が少ない当パートには現在ObとFgに各1名が実動中ですが、随時団員を募集しております。応募の要領に準じていただき、パート名にはObまたは横暴とか大洞などと記載いただければバッチリですし、性格は二枚舌などであれば適任です。
 それでは、8月21日(日)の通常練習の模様からお知らせします。

 来年のGWに開催する第25回定期に向けての譜読み期間を終え、いよいよ去る8/21から指導者練習がスタートしました。
この先依頼演奏など幾つかの本番を交えながら、定期に向けた大きな川の流れの様に支流を巻き込んだり水量と川幅を増したりして定期と言う河口へと向かうわけです。

 持ち回りの団員練習では「この部分はこう言う事だよね」とか「ここは良く分からないから保留ね」などと全体の曲想をつかむための譜読みを進めてきましたが、遂に指導者の思いが直接入った曲創りが少しだけ始まったわけです。1年単位の活動をしている多くの楽団にとっては大きな道標ですね

◇交響的序曲
 合衆国の空軍バンドのために作曲されたこの曲は何せTop Gunみたいなイメージでかっこいいですね。一方で短い時間でいろいろなシーンとバンドの腕前を見せびらかす仕掛けが多い難曲です。


 ガッチリとパー練でしごき合ってるTpで華々しく開始されますが、いきなり拍の入れ方が素直な譜面になっていません。おとなしく6連譜であれば簡単なものを前後の繋がりから6連を4/4で盛り上げていくフレーズです。
 攻略法として「指揮をしてみる」事となり指導者が反転、にわか指揮講習となりました。しかし拍を刻みながら口で歌って譜面を追いかけると「あぁ、こうなってるのか」てな具合での気付きも多くてすっきり感が増しますね。譜読み段階では簡便にできる妙案です。

 指導中にあった「ロッキングチェアでまどろむ老人と仲良く年を取ってきた伴侶、駆け回る孫たち」のシーンは曲想を創るのに寄与大でしたね。
 きっと最後のページではすっきり晴れた合衆国の邸宅街に星条旗たなびく中を、見上げるとファイターが5機編成とかで飛び去る状況を模しているのかもしれませんね。雑談の様なインプットから実にアナリーゼし易いご解説だったと思います。

アルヴァマー序曲
 個人的には序曲と名の付く曲が前半プロに2曲ある点はプログラムヅラでやや気になりますがね。単純なA-B-A'の構成だし、通してEs Majorで調号も変わらずゴシゴシ練習すればそれとなくならできてしまう感じです。

 一方で同じ様なフレーズであってもいろんなアクセントやスタッカート、スラーの指示が場所によって異なってます。これを愚直なまでに守って演奏してみるのはどうでしょうかね?

 作曲者が仕掛けた「注意しないと気が付かないほどの狙い」が発見できるかもしれませんし、強弱であれ歌い方であれ平素から指揮者に「それやり過ぎです」と言わせてみたいと思ってますし。

 ともあれ、演奏会の最初を飾るには元気が出てとても相応しい曲ですね。
この曲へは冒頭から登場するB-F-B-Fのモチーフを用いたいろんな形での基礎練など有効でしょう。

 3Dの12ページの1,2,6など厚めにするなど、どうでしょうかね。プログラム2曲目も同じ調号だし、始めよければなんとか、で。

◇マーキュリー
 The英国って感じの曲ですな。指導中ににもありましたが、英国の第二国家とされるエルガーの威風堂々第1番の間奏部(時の国王が歌詞を付けろとエルガーに命じた名曲)をご存知でしょうか。

 この曲のC部以降のカンタービレ部で威風堂々のメロディーを併せて口ずさんでみてください。フレーズの長さも調号も正に副旋律的にはまっております。CやらD部はステージでも立奏した方が良いかもしれませんね、などと。

 練習では随所にフレーズの出だしやアウフタクト的に用いられる16分音符への配慮が指示されました。強弱もmfからffと3段階程度の指示しかなく、この曲では特に緊張感を保ったまま強弱にメリハリを付ける事を愚直に守ってみる線でどうでしょうか。
「やり過ぎ」って言わせるポイントです!


 次回の練習はポップス調の曲が多い指導者練習です。お馴染みの曲などもあり、ご見学を検討されている方にはチャンスと思います。

今日の練習風景の一枚。

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